■ひとりじゃない! 共感が広がる仕事術

🔶根っこワークワンポイント配信

20241203

 

■ひとりじゃない!

共感が広がる仕事術

 

孤独を感じるすべての人に贈りたい、

「仲間の力」

 

2005年、私は「女性のチャレンジ賞」という

名誉ある賞をいただきました。

内閣府からの表彰、

家族や友人からの祝福…。

普通なら心から喜ぶはずの瞬間。

けれど、私は正直なところ、

手放しで喜べなかったのです。  

 

1人で走り続けた日々が胸をよぎりました。  

 

大学発のベンチャー企業の社長として、

誰も見たことのない景色を目指し、

手探りで進む毎日。

 

主婦から一転、起業家になり、

米粉でパンを作る特許

工学部から食品開発へと挑戦を続け、

日本の食自給率を変える、

そんな夢を抱いていました。  

 

マスコミはこぞって私を取り上げ、

「輝かしい挑戦」と称賛しました。

でも、その陰で、

私の心には暗い影が広がっていったのです。  

 

戦っているのは、私ひとりだった。

 

確かに、たくさんの応援がありました。

大学の先生方は力を貸してくれ、

社員たちも努力してくれました。

でも、肝心の意思決定や責任、

すべてを背負うのは私。

 

給料日に従業員の笑顔を見ても、

私は胃がキリキリと痛む。

「来月もこれを続けられるだろうか」と考えるたび、

不安と孤独が押し寄せました。  

 

「社長って、こんなにも孤独なものなんだ…」

 

賞を受け取り、成功の階段を上っているはずなのに、

どこか虚しい。

それは、私が誰とも

「本当の意味で繋がっていなかった」からでした。  

 

その後、私は会社をM&Aで売却しました。

お世話になった大学の先生方へ増やしてお返しをし、

無事、静かに引退しました。

 

けれど、その経験を経たからこそ、

今、心の底から言えるのです。  

 

人は1人では戦えない。

仲間が必要だ、と。

 

私が欲しかったのは、

共感し、同じ方向を向き、

一緒に進む仲間でした。  

 

だからこそ、ネットワークビジネスという

「仲間と共に歩む活動」に

強く魅力を感じるのかもしれません。

 

それは単にビジネスモデルではなく、

「支え合い」と「感謝の循環」

が生まれる場だからです。

そこには、孤独に打ちひしがれていた私が、

心から求めていたものがありました。  

 

だから、私はこの業界を応援したいと思っています。

「仲間の力」が溢れる場所を作りたい。

 

そこにあるのは、

ただの数字や結果ではありません。

「うれしい」

「楽しい」

「ありがとう」

という感情が、

人と人の間を満たす場づくり

一部のリーダーだけの世界にするのではなく、

共感により、

「誰もが出来る」を創る事

 

それは、リーダーの体験談だけではできません。

リーダーの真似をするだけでは、

このビジネスは前進できません。

 

理論と根拠に基づき体系化された教育が必要です。

それを実現することが、

今の私の夢なのです。  

 

どうか思い出してください。  

孤独を越える壁は、1人では壊せなくても、

仲間となら壊せることを。

 

今日も、素晴らしい日をお過ごしください。

(❁´◡`❁)💕

 

文責)山上マミ