■製品力や、凄さ!

🔶根っこワークワンポイント配信

20241101

 

■製品力や、凄さ!

 

だけでは売れない時代です。

ネットワークビジネス業界の様子は、大きく変わってきています。

 

5年前に華やかに日本市場に参入してきた、化粧品メーカー、ロダンアンドフィールズは、2年で日本市場撤退してしました。

製品も、上陸してきたストーリーも素晴らしい会社でした。

 

創業者は、ケイティ・ロダン医師とキャシー・フィールズ医師。

 

スタンフォード大学で研修を受けた女性美容皮膚科医であり、ニキビケアブランドであるプロアクティブの開発者としても知られているということをアピールし、2人の医師は、誰もが理想の肌を叶える可能性を秘めていると信じて、すべての女性に皮膚科学に基づくスキンケアを届けるというビジョンのもと、ロダン+フィールズを設立し、日本市場に参入してきました。

 

にもかかわらず

売れる製品(ステイタス)

売れる価格(高めのブランディング)

売れる販路で(ネットワーク)で敗北してしまったのです。

 

コロナ禍という中でのスタートもあったかと思いますが、失敗した理由は何だったのでしょう?

 

①ベネフィット訴求が、時代のニーズに合っていたか?

 

商品ではなく、ベネフィット(利益、恩恵)で売るとより、多くの人に魅力を届ける効果があります。

しかし市場は動きませんでした。

 

つまり、ベネフィット訴求だけでは売れなかったのです。

 

使用前使用後の写真掲載は、法律で禁止!

価格は、ちょっと高め!

 

商品の開発ストーリーは、素晴らしいし、差別化だけでは難しかったようですね。

 

②ものを売るためのストーリーと、(あなた)人を動かすストーリー

 

製品を販売していく愛用者視点のメンバーを、うまく人を動かす渦を作り出せなかったのではないでしょうか?

 

30年前は、成功哲学で自分も、人も動かしましたが、成功哲学の根底にあるのは、自助努力と、自己責任!

 

愛用者視点のメンバーと

ビジネスで成功したいというメンバーを融合させ、渦を作り出すための教育プログラムがなかったのでしょう。

 

③ そして、日本に上陸する企業の本質を、確認することをお勧めします。

ニューヨーク市場での上場会社とうたっていましたが、アメリカでの企業価値は、信頼できるものではありませんでした。

 

・経営者、オーナーの過去歴

・リーダーの過去歴

・会社の信用調査

・製品の安全性

・活動による報酬の確認

 

だれとやるか!も大切だけど、自分が関わる会社についても、自分で調べることが大切です。

 

消費者が参加する流通システムは、

 

「儲かるか!」という売り手優先の意識より、買手としての視点や、コミュニティとしての安心できる環境も大切ですね。

 

年金だけでは暮らしていけない時代。

 

ネットワークビジネスは、

健康、経済だけでなく

新しいライフワークを

提案しながら

孤独の解放、人生の価値の創造まで提供しています。

 

良い会社との出会いが

キーポイントです。

 

文責)野口悦子