■感情が動けば、ビジネスも動く!

🔶根っこワークワンポイント配信

20240730

 

■感情が動けば、ビジネスも動く!

 

 共感を生むことで、ビジネスは新たな高みへ

 

 

絵里さんはある日、

通勤途中の電車の中で一冊の本を手に取りました。

その本の冒頭には、こう書かれていました。

 

「人は感情によって動かされる存在です。」

 

絵里さんは、この言葉に心を奪われました。

感情がどれほど私たちの行動に影響を与えるのか、

考えたことがなかったからです。

でも、ふと日常を振り返ると、

確かに感情に動かされている瞬間が多いことに気付きます。

 

例えば、娘さんが大学に合格した日の喜びや、

夫との旅行での感動、

友達との楽しいランチタイム。

これらすべての瞬間が、

感情によって彩られています。

 

ビジネスの世界でも同じことが言えます。

成功する企業やブランドは、

消費者の心を動かす力を持っています。

それが「感情に訴えるマーケティング」です。

今日は、その手法と実生活での応用例についてお話しします。

 

感情に訴えるマーケティングとは?

 

感情に訴えるマーケティングとは、

消費者の心に響くメッセージを伝えることです。

ただ単に製品の性能や価格をアピールするのではなく、

感情に基づいたストーリーや体験を提供することで、

消費者との深い絆を築くことができます。

 

 

 実例:感情の力で成功を掴む

 

ある日、絵里さんは

大好きなスニーカーのブランドから感動的な広告を見ました。

その広告には、若い女性が

そのスニーカーを履いてマラソンを完走し、

ゴールで家族と涙を流しながら

抱き合うシーンが描かれていました。

 

絵里さんは、その女性の感動に共感し、

すぐにそのスニーカーを購入しました。

 

このように、感情に訴える広告は、私たちの心に強く残ります。

 

 

 

感情に訴えるマーケティングが

どのように機能するのかを考えてみましょう。

 

私たちの脳には「扁桃体」という部分があり、

感情の中心となっています。

この扁桃体が刺激されることで、

記憶に強く残り、行動に繋がるのです。

感情に基づいたメッセージは、

消費者の心に深く刻まれ、

購買意欲を引き起こす力を持っています。

 

 実生活での応用例

 

●1. ストーリーテリング

単に商品を紹介するのではなく、

その商品にまつわる感動的なストーリーを伝えることで、

共感を呼び起こします。

例えば、新しい料理レシピを紹介する際、

その料理が家族の特別な記念日に

作られたものであることを伝えるなど。

 

●2. ビジュアルコンテンツ

写真や動画は感情に直接訴えかける力を持っています。

感動的なビジュアルを使用することで、

メッセージを強化します。

例えば、夏の思い出を家族写真で表現するなど。

 

●3. 顧客の声

実際の顧客の体験談やレビューを紹介することで、

信頼性と共感を高めます。

例えば、お客様からの

「この商品のおかげで家族がもっと笑顔になった」

という声を共有するなど。

 

●4. 共感を大切にする

消費者の悩みやニーズに共感し、

それに対する解決策を提供することで、

強い結びつきを築きます。

例えば、「毎日の料理が大変」という悩みに対して、

簡単で美味しいレシピを提案するなど。

 

 

 

感情に訴えるマーケティングは、

単に製品を売るための手段ではありません。

それは、消費者との深い絆を築き、

長期的な関係を育むための方法です。

感情が動けば、ビジネスも動くのです。

 

あなたも、日常生活でこの手法を取り入れてみてください。

きっとあなたのコミュニケーションやビジネスが、

より豊かで深いものになるでしょう。

 

 

今日も、素晴らしい日をお過ごしください。

(❁´◡`❁)💕

 

文責)山上マミ