根っこワークワンポイント配信
20230224
▪️解決すべきことは、なぁに!
朝のエレベーター不足での、不満続出した問題への凄い解決策❣️
ある高層ビルのオーナーが、エレベーターの数が足りないという問題に直面していました。
そのビルで働く人の数に対して、エレベーターの数が足りなくて、毎朝のラッシュアワーの時に、なかなか来ないエレベーターに対して、苦情が多かったのです。
解決を考える専門家は、
・高速エレベーターに変える!
・建物外部にエレベーターを増設
・各会社の出社時間をずらす
など様々な方法が検討されましたが、コストや手間のかかる実現性のないものばかり!
そんな時、ある人のアイデアが、見事にこの問題を解決したのです。
それは、
エレベーターの横に「鏡」をおく!
という解決策でした。
エレベーターを待っている間人々は、待っている時間を自分の身だしなみを整える、自分のファッションを確認するなどに使えるための時間としたのです。
すると、苦情と不満は見事に解決されたのでした。
このエピソードは、実際にあった話です。
技術的な解決策や、制度的な解決策などが解決方法と考えてしまいますが、
問題の本質「解決すべき課題」は、
「エレベーターの利用者にとって、待つ時間が苦痛である」
という本質的な問題に、目を向けることによって「視野狭窄」を脱して、斬新な解決策を発想できたということです。
ビジネスをより良く成長させていくには、コンプライアンスの問題が併走してきます。
薬機法や、特商法という問題において、制度や法律による解決策は難しく
その解決のための本当の鍵は、
人間心理の機微にあると思います。
ビジネスにおいて直面する問題の多くは、必ず人が心理的に苦痛を感じたり、困難を感じたり、反対に他に希望を感じるから継続をやめたり、安心を求めたりする人間心理や、集団心理をみていかなくてはいけません。
問題の本質解決する課題は、「根っこ」を見ていかないといけないのです。